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大勢の人の前で話をする時の緊張を和らげるために意識すること

Halmizuki

大勢の人の前で話をするときに足が震える。
みんなが自分の方に注目しているというだけで脂汗が出てくる。
その場にいる全員が自分の話に耳を傾けていると思うと頭が真っ白になる。

人前で話すのことが苦手な人は漏れなくこうした症状があるのではないでしょうか。

かく言う自分も昔は人前で話すのが苦手でした。

自分の場合、上記の症状に腹痛が加わります。とにかくお腹が弱いので。笑

これから話をするために意識することをお話しするわけですが、

その前に私がいかに人前で話す時の緊張の和らげ方に気づいたのかをお話します。

場数を踏んで、習うより慣れた

私は大学生頃に4年間塾の講師をしていました。その経験が活きています。

その塾では授業のほかにも保護者面談や保護者集会というものが数ヶ月に1回のペースでありました。

保護者集会に至っては、3、40人の保護者の集団の前で今後の授業の方針などを説明するというものでした。

これを大学生にやらせる塾側もすごいですよね。

最初の頃、それはそれは緊張しました。

相手は自分の倍近い年齢の保護者を目の前にして、恐れ多くもお子様の授業の方針を
語らなくてはならないのです。

中には「こんな若造が」とか思われていたかもしれません。

とにかく失敗しちゃいけいないと思うとますます緊張してきます。

自分の言ったことがどう思われているんだろうと考えるものなら、喉がカラカラに乾いてきます。

始まる前も終わった後もいろいろな意味でドキドキしていたことを覚えています。

しかし、それも回数を重ねると経験値が貯まるせいか不思議と慣れてくるもので、

気の持ちようが変わっていました。

習うより慣れろとはよく言ったものです。

そんな経験から手に入れた心の持ちようをお話ししたいと思います。

 

意外とみんな悪くとらえないことを知る

自分が聴衆の側である時を考えてみてください。

登壇した人が明らかに初心者で、頑張っているんだけれど場慣れしてないスピーチをしたら、心の中で非難しますか?

怒りが湧いてきますか?

多くの人はそんなことないでしょう。むしろ、明らかに初心者であったらがんばれーという気持ちになることさえあるのではないでしょうか。

頑張っている姿が見える時に限りますが。、意外と聞いている側は悪い印象は覚えないのです。

自分が間違ったことを話していないか意識する

人前で話をするとなると事前に準備すると思います。

少なくとも話すテーマは決めておくでしょう。

その際に、自分が話そうとしているテーマは世間的に間違ったものでないか、明らかに非難されるような内容でないかを考えてみてください。

また聴衆の側に立った場合を想像してみます。

全然おかしくない内容、むしろ納得できたりするないようである場合、心の中で話している人を非難するでしょうか。

これも多くの場合そんなことないと思います。

つまり、話していることが明らかに世間とずれていることでなければ、聴衆は受け入れてくれるのです。

多少のミスなんて相手は気にしていないことを知る

自分の見た目を一番気にしている人はだれでしょう?
それは自分です。他人はそれほど気にしていません。
基本的にあなたが禿げていようが、太っていようが相手は気にしないのです。

他にも例を挙げてみましょう。

駅の階段でつっかかって転びそうになり、周りには人がいてみられていて、恥ずかしいと思うことってありませんか。

その逆に、誰かがつっかかって転びそうになっているのを見ても、恥ずかしいことをしている人と思うわないでしょう。

人前で話す時のミスを恥じるのはこれと似ています。

だからこそミスをしてはいけないという強迫観念にかられやすいのだと思います。

それを打破するためには「ミスしても他人は気にしていない。だったら自分も気にしないようにしよう」という気持ちで挑むことです。

どこかの会社の役員が言った「生娘を◯◯漬けに」に代表されるような失言といった大きなミスは別として、多少ミスしただけで何かを失うことはほとんどありません。

失言は事前に自分が間違ったことを話しているか確認しておけば回避できる問題ですし、些細なミスであれば取り返しはいくらでもつくのです。

最低限守るべきこと

何かの講師をやるにしろ、プレゼンをやるにしろ、全く緊張してはいけないということではありません。

むしろ適度な緊張は集中力を増させ、味方になることもあります。

ここまで話してきたポイント整理します。

・意外とみんな悪くとらえないこと

・自分が間違ったことを話していないか

・多少のミスなんて相手は気にしていない

この点を意識すると過度な緊張も少しは和らいで、少し気楽になれると思います。

しかし、いくら気楽になったとしても守るべきことはあります。

それは相手の求める情報は必ずしっかりと伝えることです。

講師であればその講義の目的に沿った情報、プレゼンであれば相手が納得できるような情報になります。

このポイントは最低限守るべきこととして必ず押さえつつ、

過度に緊張しないように上記3つのポイントを心の支えにしていれば、

程よい緊張の中、語り手としての役目を果たすことができるでしょう。

人前で話すことが嫌いという人にも、苦手という人にも役立つと幸いです。

では、また♪

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