株主優待に小さな幸せがある!?
「株式投資って興味はあるんだけど、なんだかギャンブルみたいで不安で手が出せない。」
「株式投資ってお金がたくさんある人じゃないと恩恵受けられないでしょ。」
と思っている方、決してそんなことはありません!!
少額の投資で小さな恩恵をたくさん受ける方法を紹介します。
それは株主優待制度です。
・株主優待とは
株主優待とは、日本特有の制度で、企業が発行する株を購入することで得られる株主の権利のうち、配当金とは別で受け取ることのできるものです。
その会社の自社製品であったり、QUOカードであったり、何かを体験できるサービスであったりとその種類は豊富です。🎁
株主優待は、企業によってまちまちで、そもそも株主優待を設定していない企業もたくさんあります。😁
この株主優待は、このブログが目指す「小さな幸せを感じる」ことと親和性が高いです。
なぜかというと、株主優待で手に入れられるものはささやかなものがほとんどだからです。
とびきり高価なものが手に入るということはまずありません。
でも、1年に1度や2度お菓子の詰め合わせが自動で届いたら少し嬉しくないですか?家族で外食するのに使える数千円が届いたら少し嬉しくないですか?
私たち家族は、そうした小さな喜びを少しずつですが、積み上げてきています。
・株主優待をもらうためには
株式を購入しなくては始まりません。しかも、前に述べたとおり株主優待を実施していない企業もありますので、「株主優待を実施している企業の株式」を購入しなくてはいけません。
そのためにも、まずは証券会社に口座を作る必要があります。
私が使っているのはSBI証券ですが、基本的にはどこの証券会社でも株主優待に違いは出ません。
ただ、個人的におすすめなのはSBI証券と楽天証券のいずれかのネット系証券会社です。
理由としては、ネット証券会社であるため、手数料が安いからです。
少し話が脱線しますが、私はiDeco(個人型確定拠出年金)も積み立てています。
こちらもSBI証券のiDecoにしています。
以前勤めていた会社では日生アセット(日本生命系列の会社)でiDecoをやらされていましたが、毎月の手数料が段違いで高かったです。
長い期間利用することになるiDecoは、毎月の小さな差が大きなものになるので、注意しましょう。
口座の開設やiDecoについては、後日別の記事でお伝えできたらと思います。
・株主優待にはどのようなものがあるか
我が家でいただいているものとしては、次のようなものがあります。
・カタログギフト
・ファミレス等の御食事券
・写真を撮ってもらえるチケット
・コンタクトレンズ液
・洗剤等の消耗品
・子供の図鑑などの書籍 など
このようなものが企業ごとに年1、2回届きます。
想像しただけでワクワクしませんか。🥰
・株主優待の現状
実は、株主優待は逆風にさらされています。
どういうことかというと、ここ最近株主優待制度を廃止する企業が増えてきているのです。
東京証券取引所の上場の分類が刷新されたことは記憶に新しいですが、
あの改革の目的の一つに、海外に対して魅力的なマーケットを創出するということがあります。
つまり、海外の株主に日本の企業に対して更に投資してほしいわけです。
そこで株主優待のことを考えてみてください。
株主優待が送られるのは国内にいる人に限られています。
すると、海外の投資家の目には、本来配当金として株主が受け取れていたお金が株主優待に使われていると映るわけです。しかも海外投資家達は株主優待を受け取れません。
不公平だと思われれば、海外投資家は日本の企業へ投資を躊躇するかもしれません。それは日本の企業にとっても困るので、株主優待制度を廃止し、その代わりに配当金の比率を上げようとする動きがあるわけです。
・我が家の株式の買い方
我が家は4人家族です。30代の男女と2歳と0歳の子供で構成されています。
そして、全員が証券口座を持っています。子供に至っては、生まれたのと同時に口座を開設しています。
本人たちは何も知らないのが、なんだかおもしろいですね。😆
もちろん全員NISA口座も開設済みです。(NISA口座についても、後日別記事で紹介できたらと思います。)
このように証券口座を複数持った状態で、購入する人を分散し、購入する時期を分散し、購入する対象の業界を分散しています。
つまり、複数の人で、いろんなタイミングで、いろんなジャンルの株式を購入するわけです。
こうすることで保有する株式の資産価値の大幅な下落を抑えることができます。
保有する全ての株に含み益を持たせることは不可能なので、それぞれの株のマイナスとプラスを相殺させるのです。
株主優待は、銀行に預金として預けているだけでは絶対に受け取ることができない恩恵です。
銀行に100万円あるのと、株式を100万円買って持っているのとでは、意味合いが大きく変わってきます。もちろん余裕資金に範囲内でやることが鉄則ですけどね。
あと、預金とは違って、株式には値動きがあります。
得をすることもあれば、その反対に損をすることもあるわけです。